一般の保険

条件をつければ入れる場合アリ。あきらめないで、まずは申し込んでみよう!

過去にケガや病歴があったり、現在、通院中だからといって、普通の保険の加入をあきらめていませんか?確かに、健康状態に不安のある方は、保険会社から加入を断られることがありますが(謝絶と言います)、実は一定の条件をつければ、加入を認められることもあるんですよ。

また、保険会社によっては、何も条件がつかずに、入れる場合もあります。一度、謝絶されたからといって、あきらめるのは早いかもしれません。まずは複数社に申し込んでみて、可能性を探ってみることをオススメします!

注目

健康状態に不安のある方が保険に加入する場合には、検討手順がありますので、ぜひ、「3ステップ検討法」をご参考ください。

⇒「持病のある方の保険加入の考え方<3ステップ検討法>

一般の保険に入れる条件 3つのタイプ

部位・疾病不担保

医療保険において、保険会社が指定した部位(体の場所)や疾病については、保障の対象外とすること

割増保険料

通常の保険料に何割か割増した保険料とすること

保険金削減

契約当初の一定期間については、保険金を削減すること

一般の保険のメリット デメリット

メリット
  • ・引受基準緩和型保険・限定告知型保険や無選択型保険よりも保険料が割安
  • ・保障範囲が広い
  • ・終身保障がある
  • ・更新がない(保険料が上がらない)タイプを選べる
デメリット
  • ・告知書に加えて医師の診断が必要な場合がある

「過去にケガや病歴があったり、通院中であることを正直に言うと、断られてしまうのでは・・・」と心配される方もいる方もいらっしゃると思いますが、これは大きな間違い!もし、後で告知に嘘があったり、隠したことが分かると「告知義務違反」といって、保険金や給付金が支払われないことになるので、逆に困ったことになるはずです。

ココ重要

たとえ、健康状態に不安があっても、後遺症や合併症の有無、経過年数、検査数値によっては「大きな問題ではない」と判断されることもあります。

各保険の比較表

それでは、「一般の保険」、「引受基準緩和型保険」、「無選択型保険」という3種類の商品について、どのような違いがあるのかをみていきましょう。

一般の保険 引受基準緩和型保険 無選択型保険
告知の少なさ 告知書
医師の診査
限定告知 不要
引受け
範囲の広さ
普通 やや広い 広い
加入できる
年齢の幅
広い やや狭い 狭い
保険料の
割安さ
割安 やや狭い 割高
保障条件 広い やや限定的 限定的
保険期間
(死亡保険)
終身あり 終身あり 終身あり
保険期間
(医療保険)
終身あり 終身あり 短期のみ

注意ポイント

「一般の保険」に加入できる方にとって、「引受基準緩和型」や「無選択型」に加入するメリットはほぼありません。 また保険の加入条件は各保険会社によって異なりますので、 一つの会社に引受を断られても、別の会社も調べてみることをお勧めします。

保険会社や商品によって内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社にご確認ください。

2011年2月末現在の情報に基づいた内容となります。