無選択型保険(告知なしで入れる保険)

引受基準緩和型保険・限定告知型保険に断られた方が、最後に検討したい保険です。

無選択型保険には、健康状態の告知がありません。つまり、健康状態に関わらず、誰でも入ることができます(※)。保険会社が保険金・給付金を支払う確率が高くなるので、それなりに制約があるので、まずは、普通の保険や引受基準緩和型保険・限定告知型保険から検討してみてください。

※ ただし、職業や加入限度額による制限はあります。

注目

健康状態に不安のある方が保険に加入する場合には、検討手順がありますので、ぜひ、「3ステップ検討法」をご参考ください。

⇒「持病のある方の保険加入の考え方<3ステップ検討法>

引受基準緩和型保険・限定告知型保険のメリット デメリット

メリット
  • ・健康状態の告知が不要で、誰でも入れる
デメリット
  • ・保険料が割高(払い込み総額が保険金を上回る場合がある)
  • ・既往症の再発や悪化による入院・手術は保障の対象外
  • ・保険金や給付金の上限が低い(大半が数百万円)

普通の保険や引受基準緩和型保険・限定告知型保険も断られた方にとっては、最後の頼みとなる保険です。

ただし、現在は、無選択型保険(告知なしで入れる保険)しか入れない方でも、一定期間、再発や悪化がなければ、引受基準緩和型保険・限定告知型保険(簡単な告知で入れる保険)に乗り換えられる場合があります。

ココ重要

既に無選択型保険に加入している方も、一度、引受基準緩和型保険・限定告知型保険に入れないか、チェックしてみてください。

各保険の比較表

それでは、「一般の保険」、「引受基準緩和型保険」、「無選択型保険」という3種類の商品について、どのような違いがあるのかをみていきましょう。

一般の保険 引受基準緩和型保険 無選択型保険
告知の少なさ 告知書
医師の診査
限定告知 不要
引受け
範囲の広さ
普通 やや広い 広い
加入できる
年齢の幅
広い やや狭い 狭い
保険料の
割安さ
割安 やや狭い 割高
保障条件 広い やや限定的 限定的
保険期間
(死亡保険)
終身あり 終身あり 終身あり
保険期間
(医療保険)
終身あり 終身あり 短期のみ

注意ポイント

「一般の保険」に加入できる方にとって、「引受基準緩和型」や「無選択型」に加入するメリットはほぼありません。 また保険の加入条件は各保険会社によって異なりますので、 一つの会社に引受を断られても、別の会社も調べてみることをお勧めします。

3タイプの保険について
詳しく知りたい方はコチラ

保険会社や商品によって内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社にご確認ください。

2011年2月末現在の情報に基づいた内容となります。