持病がある場合の保険加入の考え方「3ステップ検討法」!

あわてて割高な保険に入ってはいけません!
3ステップ検討法ならもっとオトクな保険に入れるチャンスが広がります!

3ステップ検討法とは

保険には、告知条件によって、「一般の保険」、「簡単な告知で入れる保険(引受基準緩和型・限定告知型)」、「告知なしで入れる保険(無選択型)」の3タイプがあります。

three_step_cont_02

そして保険を検討するにあたって、
まずは「一般の保険」を検討し、
加入が困難な場合に、
次は「簡単な告知で入れる保険」を、
その次に「告知なしで入れる保険」
という順番で検討していくことを
「3ステップ検討法」といいます。

なぜ、この順番がよいのか?

「一般の保険」、「簡単な告知で入れる保険(引受基準緩和型・限定告知型)」、「告知なしで入れる保険(無選択型)」を比べると、

原則的に

three_step_cont_03

となるので、通常はできるだけ一般の保険に入った方が有利になります。

逆に「告知なしで入れる保険」は、入りやすいというメリットの反面、保険料が割高になったり、保障内容に制限があったりというデメリットも発生します。

ご自身の身体の状況に応じて、最も有利な保険を選ぶためにも、私たちはこの「3ステップ検討法」をオススメしたいと思います!

注意ポイント

病気が原因で過去に保険に加入できなかった場合でも、治療や薬の服用をやめてから一定年数がたったり、病状が改善することによって、入れる保険が変わってくることがあります。

「3ステップ検討法」の流れ

three_step_cont_04

それでは、各ステップについて詳しくみていきましょう!

STEP1一般の保険にチャレンジ

過去に普通の保険に入れなかったという方も、もう一度検討してみましょう。

理由その1

例えば、以前は「過去○年以内に・・・」という告知事項に該当していたとしても、時間が経過して今なら大丈夫になっているかもしれません。

理由その2

また、1社でダメだったとしても保険の引受基準は各保険会社で違っている場合があります。手間はかかるかもしれませんが、従来型の日本の保険会社、外資系やカタカナ保険会社、損保の子会社生保などタイプの違う保険会社数社に申込みをしてみましょう。

複数社にあたってみると、一定期間、保障に制約がついたり、割増保険料となる場合もありますが、無選択型や引受基準緩和型よりも有利な条件、保障内容で加入できる場合があります。

注意ポイント

入れる場合でも、条件が厳しすぎる場合は(ステップ2)の引受基準緩和型の保険も見積もって、どちらが有利か比較することも必要です。

STEP2簡単な告知で入れる保険(引受基準緩和型・限定告知型)にチャレンジ

引受基準緩和型・限定告知型の保険は、いくつかの質問事項に該当しなければ入れる保険です。告知なしで入れる無選択型の保険よりは保険料も割安なので、無選択型を選ぶ前に、引受基準緩和型の保険を検討するようにしましょう。

STEP3告知なしで入れる保険(無選択型)にチャレンジ

引受基準緩和型・限定告知型の保険にも加入できない場合は、告知の必要ない無選択型を検討します。ただし、一般的に3タイプの保険の中では最も保険料が割高で保障内容も限定されます。

ココ重要!!

他のタイプがダメだったからといって、すぐにこの保険への加入を決める前に、現在の貯蓄がどれくらいあるのか、保険に入ったつもりで積立をしてお金をためることとどちらがメリットが多いのか、なども確認するとよいでしょう。

このように、(ステップ1)から(ステップ3)のように検討することが、病気のある方の保険選びの基本「3ステップ検討法」です。

3タイプの保険について
詳しく知りたい方はコチラ

2011年2月末現在の情報に基づいた内容となります。