尿管結石の方の保険と告知ポイント

尿管結石は、きちんと治療をしていれば一定条件のもと一般の保険に加入できる可能性があります。

一般の保険を
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保険加入の可能性

<保険タイプ別の加入可能性>

保険タイプ 加入の可能性
一般の保険 治療状況・経過年数により入れる場合があります。
引受基準緩和型の保険 症状・治療状況によって入れます。
無選択型の保険 基本的に入れます。

一般の保険の場合の告知

尿管結石の方は、医療保険以外であれば無条件で保険に加入できる可能性があります。医療保険では、再発の有無や手術の術式などがポイントになります。再発がある場合、厳しい査定となる可能性があります。保険会社に正しく査定してもらうためにも、以下の情報を正確に告知することが大切です。

<告知上のポイント>

  • 正確な診断名
  • 手術の有無と術式
  • 基礎疾患や合併症の有無
  • 再発の有無
  • 医療機関名

上記、注意点に従って告知しても、もちろん病状によっては加入は難しいでしょう。そのような場合でも、無選択型の保険もあります。無選択型の保険に加入するかどうかは、症状や病気の進行度合いに応じて担当のFPとも相談して判断するのがよいでしょう。

正しい保険検討手順については「3ステップ検討法」へ

ところで、尿管結石だと保険に入りにくくなるのはなぜ?

再発を繰り返す人は、厳しい査定が出る場合があります。結石の原因はカルシウム含有結石が最も多く、再発する人の約半数からカルシウムや尿酸の代謝障害が見つかります。そのため、リスクが高い状態であると判断され、一般の保険への加入が難しくなります。

尿管結石とは

腎臓から尿道に至る尿路管腔内に起こる結石を尿路結石とよび、その結石が尿管内で起きた場合に尿管結石といいます。
腎臓にあれば腎結石といいます。
小さな腎結石が尿管に落ちて嵌ると激痛を起こします。
高カルシウム血症をきたす原発性副甲状腺機能亢進症やクッシング症候群、高尿酸血症をきたす痛風などは、尿路結石を生じやすい疾患です。

■ 尿管結石の症状
青・壮年期の男性で、片側の腰背部から下腹部の発作性激痛と血尿がみられます。
第12肋骨と脊柱が作る三角部つまり肋骨脊柱角(costal vertebral angle; CVA)に叩打痛があります。
また、尿管結石の場所によっては鼡径部(足の付け根)や下腹部に痛みが出ることがあります。
■ 尿管結石の治療
まず、保存的療法を行います。
疝痛に対して鎮痙薬や鎮痛薬で疼痛の緩和を行います。
そして、自然排石促進として、1日2リットル以上の尿が出るように水分の摂取をします。
続いて、結石溶解療法を行います。尿が酸性の場合、重炭酸ナトリウムなどでアルカリ化をはかるようにします。
同時に結石の性状により次のような薬剤を使用し溶解させます。
大部分の結石はシュウ酸カルシウムとその混合結石です。
  • ・尿酸結石-アロプリノール(尿酸合成阻害剤)
  • ・シスチン結石-D-ペニシラミン(シスチンと反応して溶解させます)
  • ・カルシウム結石-サイアザイド(尿中カルシウム排泄を減少させます)
最後に手術療法があります。体外衝撃波破砕術(ESWL)、内視鏡的治療(経皮的腎尿管砕石術(PNL))、経尿道的尿管砕石術(TUL)があります。
感染の繰り返しがみられたり、閉塞が高度の場合、結石の直径が10mm以上のものに対して手術が適用されます。

2017年12月末現在の情報に基づいた内容となります。

本ページは、(株)ASSUMEの監修により作成しています。

病気、保険の告知等に関する情報については、典型的なケースを想定して記載したものであり、個別の症例、保険査定、加入条件等とは異なる場合があります。判断の目安としてお役立てください。詳細については、生命保険会社または医師等にご確認ください。